同じ目的を持つ仲間

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コラム

4月、思いがけない出会いがありました。

新しく知り合ったその方は、

IgA腎症を抱えながら、たんぱく質制限と塩分制限を毎日続けているといいます。

私と同じ40代、そして子育て真っ最中の方でした。

自分だけが違う世界にいるような気持ち

日常生活の中で、

「塩分に気をつけている」という人に出会うことは、ほとんどありません。

外食のメニューを前にしてもみんな気にせず選んでいるし、

「おいしそう!」と盛り上がる輪の中で、

一人そっと栄養成分表示を確認している自分がいます。

そんな場面が続くと、なんとなく、自分だけが少し違う世界にいるような、

ちょっぴり孤独な気持ちになることもありました。

共通点がいくつも出てきた

話してみると、共通点がいくつか出てきました。

食べる前に食材の重さをきちんと量ること

パッケージの栄養成分表示を必ず確認すること

体の声に耳を傾けながら、無理をしすぎないこと

「あ、私も同じです」という言葉が、自然に口から出ました。

制限のある食生活を続けていると、こういう習慣は自然と身についてきます。

同じように丁寧に食と向き合っている人は、ちゃんといるんだと気づかされました。

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根っこの部分は、同じ

その方が抱える病気と、私の事情はそれぞれ違います。

制限の内容も同じではありません。

でも、「食べることに向き合い続けている」という根っこの部分は、同じだと感じました。

頑張っている人が、自分のすぐそばにいました。

それだけで、なんだかほっとしました。

安心感、というのが一番近い言葉かもしれません。

一人で続けているようで、実は同じ方向を向いている人がいる。

そのことが、じんわりと温かく胸に広がりました。

声をかけ合える存在

「最近どうですか?」と、ふとしたときに声をかけ合える存在ができたこと。

それがとても嬉しいです。

お互いの近況を話したり、うまくいったレシピを共有したり。

そんな小さなやりとりが、日々の励みになりそうだと思っています。

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続けていこう

減塩生活は、決して派手ではありません。

地味で、終わりのない取り組みです。

でも、同じ目的を持つ人がいると知ることで、

「続けていこう」という気持ちが、また少し強くなります。

これからも、一緒に頑張っていけたらいいな。そう思った、春の出会いでした。

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yuu

9歳の息子、2歳の娘、夫と4人暮らし。
介護福祉士・管理栄養士資格を持ち、介護施設で勤務中。

自身に胃の疾患があり、胃がん予防のため減塩を意識した食生活をしています。減塩生活を楽しむための工夫や、知って役立つことなどを発信しています。減塩生活を続けている方のモチベーションアップに貢献できたらと思っています。

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