寒い日の味方「おでん」。その塩分大丈夫?

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コラム

だんだん涼しい気候になり、

スーパーやコンビニの店頭に並ぶおでんに心惹かれる季節になりましたね。

でも、減塩生活を送っている方にとって、

おでんってちょっと気になりますよね。

たっぷりのだし汁で煮込まれているし、

「塩分たっぷり…?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、おでんの塩分を深堀りします。

塩分を控えておでんを楽しむための食材選びのコツ食べ方のポイントをご紹介します。

おでんの塩分はどれくらい?

まずは、おでんの具材に含まれる塩分量を見てみましょう。

一品ずつは少なく見えますが、

何種類も食べると合計の塩分量は結構な量になります。

おでんの具材塩分量
大根1個(約85g)約0.6g
こんにゃく(約50g)約0.3g
餅巾着1個(約80g)約0.5g
ちくわぶ1つ(約50g)約0.4g
結びしらたき1つ(約25g)約0.2g
結び昆布1つ(約25g)約0.2g
ゆで卵1個(約50g)約0.4g
厚揚げ1つ(約65g)約0.4g
がんもどき1個(約60g)約0.3g
さつま揚げ1枚(約30g)約0.4g
つみれ1個(約20g)約0.4g
はんぺん1個(約35g)約0.4g

例えば大根、ゆで卵、さつま揚げ、つみれ、こんにゃくを一つずつ食べたとします。

塩分合計:0.6g + 0.4g + 0.4g + 0.4g + 0.3g = 2.1g

これだけで、塩分2gを超えてしまいます。

メインでおでんをたくさん食べたり、

違うおかずを一緒に食べたりすれば、

案外多くの塩分を摂ってしまうことになります。

塩分控えめにおでんを楽しむための3つのポイント

では、どうすれば塩分を気にせずおでんを楽しめるのでしょうか?

それには、食べる食材や食べ方に気をつけておくことが大切です。

1. 練り製品は控えめに!

おでんの具材の中でも、特に注意したいのが練り製品です。

さつま揚げ、つみれ、はんぺん、ちくわぶなどは、

魚のすり身などに塩を加えて作られているため、

どうしても塩分が多くなりがちです。

「美味しいからついつい手が伸びる…」という方も多いと思いますが、食べすぎはNGです。

練り製品は1〜2個で抑えておきたいところです。

また、おすすめな食材は以下のようなものです。

おすすめ食材

・野菜:家庭で作る場合は、人参やじゃがいもを入れて食べるのもおすすめ

・こんにゃく、しらたき:だしを吸い込みにくく、噛み応えもあります

・昆布:旨味たっぷり、噛み応えもあります

2. だし(つゆ)は飲まない!

おでんの塩分は、だしに多く含まれています。

おでんを食べ終わった後、

残っただしを「もったいないから…」と全部飲んでしまう方もいるかもしれませんが、

これは絶対に避けたいところ!

だしはあくまで具材を煮るためのものと割り切り、

煮汁は残す習慣をつけましょう。

3. 腹八分目で楽しむ!

「美味しいから、つい食べすぎちゃう…」というのも、減塩生活の大敵です。

おすすめなのは、

食べる具材をあらかじめ取り皿に入れておくこと。

そして、その具材をよく噛んで味わうことです。

昆布やこんにゃくなど、よく噛む必要がある食材を食べるよう、

意識することも大切です。

まとめ

今回は、おでんの塩分と、塩分控えめに食べるポイントを紹介しました。

減塩おでんを楽しむためのポイントは以下の3点です。

  1. 練り製品は控えめに!
  2. だし(つゆ)は飲まない!
  3. 腹八分目で!

ぜひ、食べる具材を意識して、

おでんを楽しんでみてください♫

他にも、おでんのおすすめの食べ方などあれば、

教えていただけると幸いです。

yuu

9歳の息子、2歳の娘、夫と4人暮らし。
介護福祉士・管理栄養士資格を持ち、介護施設で勤務中。

自身に胃の疾患があり、胃がん予防のため減塩を意識した食生活をしています。減塩生活を楽しむための工夫や、知って役立つことなどを発信しています。減塩生活を続けている方のモチベーションアップに貢献できたらと思っています。

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手間ひまかけず減塩生活。〜子どもと一緒に育つ日々〜

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