野菜から水分を抜く「塩もみ」は、
和え物やサラダを作る際の定番です。
しかし、減塩生活をしている方にとって、
使用する塩を控えることは非常に重要です。
そこで今回は、
塩の代わりに砂糖を使って野菜の水分を抜く方法をご紹介します。
実際にきゅうりを使って、
塩もみと砂糖もみの状態を比較し、
その違いを見ていきたいと思います。

塩もみで野菜の水分を抜く
まずは、一般的な「塩もみ」です。
きゅうりの重量に対し、
1パーセントの量の塩を加えます。
全体をよく混ぜ合わせ、10分置きます。

さっと水洗いして、水気を切ります。

水分を絞ると、きゅうりはしんなりして、カサが減りました。

食べてみると、きゅうりの青臭さがなくなり、
塩気も程よく感じられます。
この塩気を調味料に活かすことも出来ます。
砂糖もみで野菜の水分を抜く
次に、「砂糖もみ」です。
こちらも同様に、きゅうりの重量に対し、
1%の量の砂糖を加えます。

全体を混ぜ合わせ、10分置きます。

少しきゅうりはしんなりしています。
味見してみると、甘くてびっくり。
さっと水洗いして水気を切ります。

塩もみほどではないものの、
しっかりと水分が抜け、
きゅうりがしんなりとなっています。
食べてみると、甘さはほとんど残らず、
さっぱりとした味です。
酢の物には砂糖も入れるので、
多少砂糖の甘さが残っていても、
調理に支障はなさそうです。
今回、私はポテトサラダに「砂糖もみ」したきゅうりを入れました。

砂糖の味?全く気になりませんでした。
減塩生活には砂糖もみがおすすめ!
「塩もみ」と「砂糖もみ」を比較してみます。
塩もみ | 砂糖もみ | |
---|---|---|
脱水力 | 高い | 高い |
味 | 少し塩気が感じられる | 甘みはほとんど気にならない |
食感 | しんなり | シャキっとしている |
きゅうりの水分を抜くという点では、
塩もみと砂糖もみ、どちらも効果は高いです。
減塩を意識している方は、
「砂糖ぬき」おすすめです。
もちろん、糖質を控える必要のある方は、
使う量など配慮をしてくださいね♫
ちょっとした調理中のポイントですが、
少しでも塩を使う量を減らすことが、
減塩生活に役立つのではと思います。
無理なく、できるところから
減塩につながることをしてみてください。

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