春巻きを家で作ったり、総菜を買って食べたりすることはありますか?
パリッとした皮の春巻きを見ると、「おいしそうだな」と食べたくなります。
春巻きは、中に入れる具(あん)の味付け+食べるときに付けるソースで、
案外塩分が多くなりがちです。
例えば、セブンイレブンで売ってある「春巻」は、
1本あたりの塩分が約0.6g~0.7gです。(公式サイトより引用)
今回は、定番の「春巻き」を、極力塩分をカットして、
作ってみたいと思います。
材料(10本分)

今回は以下の材料を使いました。
もちろん、家にある食材をお好みで使用していただいて問題ありません。
春巻きの皮: 10枚
豚ひき肉: 150g
人参: 1/3本
しいたけ: 4つ
たけのこ水煮: 70g
春雨: 30g
しょうが:1cm分
大葉(青じそ): 5枚
油: 大さじ 1
【調味料】
砂糖: 小さじ 1
濃口醤油: 小さじ 1
酒: 大さじ 1
みりん: 大さじ 1
オイスターソース:小さじ1
鶏ガラスープ (塩分40%カット): 小さじ 1
【その他】
揚げ油: 適量
片栗粉(水溶き用): 小さじ 1/2
水(水溶き片栗粉用): 小さじ 1/2
小麦粉(糊用): 小さじ 1
水(糊用): 適量
作り方
作り方は、通常の春巻きと同様です。
ステップ1:具材の下準備

- 春雨を戻す: 春雨は熱湯に数分ゆで、水気をしっかり切ってから、食べやすい長さにカットします。
- 野菜をカット: 人参、しいたけ、たけのこ水煮、大葉はすべて細切りにします。しょうがはみじん切りにします。
- 水溶き片栗粉を用意: 片栗粉と水を混ぜておきます。
ステップ2:具材を炒めて味付け

- フライパンに油(大さじ1)を熱し、にんじん・しょうが・たけのこを炒めます。
- さらに肉を加えます。肉の色が変わったら、しいたけ・春雨を加えて炒め合わせます。
- 火が通ったら味付けをします。【調味料】を加え、全体に味が馴染むように混ぜ合わせます。
- 水溶き片栗粉を回して入れて具材をまとめ、最後に大葉を散らします。
- 出来上がった具材の粗熱を取っておきます。

ステップ3:春巻きを包む

- 春巻きの皮を広げ、冷ました具材をのせていきます。
- 皮の手前から巻き込み、両端を折って、最後まで巻きます。
- 巻き終わりの部分には、小麦粉(小さじ1)を水(適量)で溶いた糊を塗って、しっかりと閉じます。
ステップ4:揚げる

- 揚げ油を170℃程度に熱します。
- 春巻きがきつね色になるまで、時々返しながら揚げます。
- 揚がったら、油をよく切って完成です!
我が家は少ない油で、揚げ焼きのようにして作りました。
出来立てをいただきます。

今回作った春巻は、1個当たり塩分約0.2gです。
減塩春巻きのポイント
今回作った春巻きは、使用する調味料を少なくしているのが大きなポイントです。
その他にも、いくつかポイントになる点を紹介します。
1.いろんな食感を組み合わせる

春雨・しいたけ・たけのこ(水煮)といった、いろんな食感を組み合わせることで、
満足感を感じられるようにしています。
噛む回数も自然と増え、満腹感も得られます。
2.香りを活かす
調味料は控えめな分、香りを感じられるように工夫しています。
今回は大葉を最後に加えて、食べるときにしっかり大葉を感じられるようにしています。
ごま油・ネギ・にらなども簡単に使える食材です。
3.つけタレは塩分ゼロのものを準備

春巻きだけそのまま食べてもおいしいですが、
ちょっと味にパンチが欲しいとき用に、つけタレも準備しました。
酢にラー油を数滴入れたものです。
塩分ゼロですが、ピリッとした味が加わり、
また違うおいしさになります。
4.調味料は減塩タイプを使用

今回使った調味料のうち、
こいくちしょうゆと鶏ガラスープは「減塩タイプ」のものを使いました。
調味料自体を減塩タイプにすると、
楽に「減塩」できて便利です。
まとめ
今回は、1個あたり塩分約0.2gの「減塩春巻き」を作りました。
出来立てカリカリの春巻きをいただくと、
多少味付けは薄くてもおいしくいただくことができます。
いろんな食材や香りを楽しみながら、
春巻きを味わってみるのはいかがですか?





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