がんばらない減塩を8年。胃の病気がきっかけで始めた、食卓づくり

※プロモーションが含まれます


コラム

こんにちは、yuuです。

いつもは「塩分ランキング」や「外食の塩分比較」など、

減塩に役立つ情報を発信しています。

今日は少しだけ私自身のお話をさせてください。

私は今、11歳の息子と4歳の娘、夫の4人で暮らしています。

管理栄養士の資格を持っていますが、実は減塩を始めたのは「仕事だから」ではありません。

きっかけは、私自身が「慢性萎縮性胃炎(まんせいいしゅくせいいえん)」と診断されたことでした。

それから8年。胃がん予防のために、細く長く減塩生活を続けています。

この記事では、診断された日のこと、つまずいたこと、

そして今の食卓のことを、ありのままに書いてみます。

同じように不安を抱えている方の、少しでも支えになれたらうれしいです。

「慢性萎縮性胃炎ですね」と言われた日

胃の不調があったわけではありません。

きっかけとなったのは、産後うけた骨盤調整で、接骨院の先生に言われた一言です。

「あなた、胃が悪いでしょ?」

わたしは「いえ、どうもないです」と答えていました。

先生曰く、胃のあたりが腫れているとのこと。

そうなのかなぁとあまり気にしていませんでした。

それから数年、ふと思い出して

35歳の時に検診で胃カメラを受けて「慢性萎縮性胃炎ですね」と診断を受けたのです。

医師から、

胃の粘膜が炎症を繰り返すことで薄くなり、萎縮してしまう状態のことだと

説明を受けました。

確かに、胃カメラの映像ってプルンとした胃を思い浮かべますが、

私の胃の壁は苺のようにブツブツとしていました💦

同時に受けたピロリ菌の検査も、陽性が出ました。

減塩が必要だと言われて、まず考えたいこと
減塩したいけど何から始めるといいかわからない。まず始めに考えたいこと、それは自分が何から塩分を摂っているのかを知ることです。

まずはピロリ菌の除去

近くの病院にかかり、ピロリ菌の除去をしました。

約1週間薬を飲むだけなので、とくに難しいことはありません。

そして、そこでも胃カメラで詳しく検査を受けました。

✓ けっこう胃が荒れている状態

✓ 慢性萎縮性胃炎の方は、そうでない人に比べて胃がんになるリスクが高い

✓ まだ30代、がんになるとよくない(進行がはやい)ので、毎年検査したほうがいい

このように医師から説明をうけ、正直ショックでした。

生きたいと思った

病院からの帰り道、ぐるぐるといろんなことを考えていました。

当時、息子はまだ3歳。

この子の成長をもっと見たい。

そばで応援したい。

そんな気持ちが強かった。

「生きたいな」と思いました。

せめて子どもが成人するまでは、元気でいたい。

医師は、喫煙や飲酒、高塩分、過度なストレスなどはよくないよと言っていました。

私は自身のこれまでの生活を改めることを決めました。

【減塩生活】やる気がでないときに、見ているブログ
減塩生活を毎日続けることは大変です。そんなときに、初心に戻れるのが「ドクター上島の食塩無添加日記」です。

見直した生活習慣

思えば、胃によくない生活でした。

✓ 睡眠不足

✓ バイキングでずっと食べ続ける

✓ イライラすると甘いものをドカ食い

✓ ストレスフルな環境が当たり前

自覚症状はないものの、

胃は悲鳴をあげていたのかもしれません。

外食も多かったですし、味の濃いものを平気で食べていました。

私が気を付けた生活習慣は次のことです。

✓ 一度に多くの塩分を摂らない

✓ 腹八分目を心がける

✓ よく噛んで食べる

✓ 規則正しい時間に食事を摂る

✓ 睡眠をしっかり確保する

こうして、私の減塩生活がスタートしました。

上記の5つは、この8年間意識していることです。

途中、娘の妊娠・出産がありほとんど寝られない日もありましたが、

なるべく気を付けています。

減塩生活を続けて、変わった7つのこと
減塩生活を始めて7年。自身の生活で変わった変化を7つ紹介しています。塩を減らすだけではない、気付きがわかります。

管理栄養士なのに、最初はうまくいきませんでした

「知識はあるんだから、大丈夫」そう思っていた私ですが、

減塩生活はなかなか思うようにいきませんでした。

まず大きな失敗は、

最初から食塩不使用のしょうゆを購入し、料理に使ったのです。

とてもじゃないけど美味しくなくて、「こんなの無理!!」と思ったのでした。

また、夫は味の濃いものが大好き。

忙しい中で、自分と夫の分を分けて料理するなんてとてもできないし、

これは大変だと思ったことが多々ありました。

今ふり返ると、うまくいかなかった理由はシンプルです。

「ちゃんとやらなきゃ」と、がんばりすぎていたんですね。

毎日の仕事と家事、子育てで手一杯なのに、

さらに手作りでしっかり減塩ごはんを作ろうとしていました。

それでは続かなくて当然です。

このとき気づいたのが、

「知っていること」と「続けられること」はまったく別もの、

ということでした。

8年続けられたのは「手間ひま」をやめたから

そこから私は、考え方を大きく変えました。

このブログのタイトル「手間ひまかけず減塩生活」は、

このときの気づきから生まれた言葉です。

続けられるようになったポイントは、大きく分けて3つです。

1.全部を手作りしない

市販の調味料やレトルトも、塩分の少ないものを選べばじゅうぶん味方になります。

案外、味のしっかりついたレトルト食品でも、

食塩の量は抑えられているものもあります。

外食も、無理して減らす必要はありません。

あらかじめチェックしておけば、外食でも塩分に配慮することができます。

減塩している人が食べやすい、外食チェーン店18選
外食は味が濃く塩分過多になりがちです。前もって栄養成分表示をチェックしておくことで、外食でのメニュー選択がラクになります。

2.環境を整える

自分の意志に頼ると、

我慢すればストレスになり、悪循環になりかねません。

・普通の醤油差しをプッシュタイプのものに変える

・しょうゆを塩分30%カットのものに変える

・漬け物を食卓に置かない

など、減塩しやすい環境に変えてしまうと、案外らくちんです。

一度やってしまえば、それが当たり前になりやすいですね。

3.完璧を目指さない

外食を楽しむ日があってもいい。

少し高塩分だったかな?と思ったときは、

その分、次の食事や翌日で調整すれば大丈夫。

ゆるく考えることが、継続には大事かなって今は思います。

先日、数年ぶりにサイゼリヤのミラノ風ドリアを食べる機会がありました。

大学生のころ、よく食べていたんですよね。

でも、もう味が濃すぎて・・ほとんど夫にあげました。

ゆるやかな減塩生活でも、継続していれば舌は変わります。

最初から完璧でなくて大丈夫。

徐々にすすめることをお勧めします。

減塩生活がラクになる、常備している食材
あると減塩生活の役に立つ、7つの食材を紹介しています。忙しい日や、味のアクセントとして使えます。

今の食卓

我が家は、朝は家族4人で食べることが多い。

夜は、夫が帰りが遅いので、私と子ども2人とで食事を済ませます。

献立によっては、夫の分は少し調味料を足すことがありますが、

基本は家族同じおかずを食べます。

上からソースやドレッシングをかける料理の場合、

家族と自分の分を、ソースなどの量で調整すればいいので楽です。

煮物の場合は、後で味付けを足すこともあります。

でもそれが手間に感じる場合は、自分の分は煮汁を入れないようにして調整します。

その日にできることを、できる範囲ですればOK。

そんな緩やかな感じで、

ようやく減塩生活が当たり前になってきたかなって感じがします。

同じように不安を抱えている方へ

もし今、あなたが診断を受けたばかりで不安な気持ちでいるなら、これだけは伝えたいです。

減塩は、がんばらなくても続けられます。

8年前の私は、「ちゃんとやらなきゃ」という気持ちでいっぱいでした。

でも今は、忙しい毎日のなかでも、

減塩生活を楽しめるようになりました。

このブログではこれからも、管理栄養士としての知識と、

当事者としてのリアルな体験の両方をお届けしていきます。

減塩のことで困っていること、知りたいことがあれば、

ぜひコメントやnoteで教えてくださいね。

いっしょに、無理なく減塩生活を続けていきましょう。

※本記事は筆者の体験にもとづく内容です。病気や食事制限については、かかりつけの医師にご相談ください。

減塩が必要だと言われて、まず考えたいこと
減塩したいけど何から始めるといいかわからない。まず始めに考えたいこと、それは自分が何から塩分を摂っているのかを知ることです。

塩分40%カットが「当たり前」になるまでの私のステップ
いろんな失敗を経験しながら、少しずつ減塩をすすめたことで減塩生活が継続できている。そんなステップを紹介します。

キッコーマン・ヤマサ・フンドーキン比較!減塩初心者向けしょうゆ選び
減塩初心者の方が選びやすい、塩分控えめしょうゆを紹介。スーパーでも購入しやすい、定番メーカーの商品を知ることができます。

他では買えない減塩食品がたくさん!減塩専門店「無塩ドットコム」
yuu

11歳の息子、4歳の娘、夫と4人暮らし。
介護福祉士・管理栄養士資格を持ち、介護施設で勤務中。

自身に胃の疾患があり、胃がん予防のため減塩を意識した食生活をしています。減塩生活を楽しむための工夫や、知って役立つことなどを発信しています。減塩生活を続けている方のモチベーションアップに貢献できたらと思っています。

yuuをフォローする
コラム
シェアする
yuuをフォローする

コメント