「自分が1日にどれくらい塩分を摂っているのか、さっぱりわからない…」
「毎日塩分量を計算するのは、面倒…」
減塩生活の最初の壁は、「現状把握」です。
何をどれだけ減らせばいいのかが分からなければ、
改善のしようがありません。
そんな、減塩生活を力強くサポートしてくれるのが、「食事記録アプリ」です。
簡単に入力できるよう、前に比べてアップデートされています。
今回は、数ある食事記録アプリの中でも特に人気が高く、
機能も充実している「あすけん」と「カロミル」の2つを取り上げます。

なぜ「食事記録」が減塩生活に有効なのか?

食事記録をすることは、ダイエットの方だけでなく、
減塩生活にも有効です。
その理由は次の3つ。
自分の食生活を客観視できる

自分では薄味を心がけているつもりでも、
加工食品や外食、普段何気なく使っている調味料から、
多くの塩分を摂っているかもしれません。
食事記録をつけることで、この「見えない塩分」が可視化され、
「何から塩分を摂りすぎているのか」を知ることができます。
目標達成への道しるべになる

食事記録アプリは、朝食、昼食、夕食と記録を重ねるたびに、
リアルタイムで「あとどれくらい塩分を摂れるか」を示してくれます。
これがゲームのスコアのように感じられます。
「夕食は塩分控えめにしよう」といった具体的な行動に繋がりやすくなります。
改善点が明確になる

記録を数日間続けると、食生活の「クセ」が見えてきます。
「朝食のパンとハムで意外と塩分を摂っているんだな」
「外食はパスタが多いけど、塩分かなり摂ってたんだな」など、
具体的な気づきが生まれます。
この気づきこそが、「パンに合わせるものを変えてみよう」といった、
改善につながっていきます。
食事記録に人気アプリ「あすけん」と「カロミル」

どちらのアプリにも共通していえるのは、
食事の入力が簡単だということです。
入力が手間だと、継続はできません。
食事記録、やったことないと感じる方でも、
アプリは取り掛かりやすいと思います。
どちらのアプリにも共通する、食事記録方法を3つ紹介します。
✓ 写真入力
✓ バーコード入力
✓ 手入力
写真入力

スマホの写真から入力することができます。
AIが自動でメニューを解析してくれます。
ただし、間違ったメニューが出てくることも多いです。
そんなときは、自身でメニューを選び直すこともできます。
バーコードで入力
スーパーやコンビニで買ったお惣菜、お菓子、飲み物など、
バーコードが付いている商品なら、それをスキャンするだけ。
記載されている栄養成分情報が、一瞬でアプリに登録されます。
市販品をよく利用する方には、とても便利な機能です。
手入力
もちろん、手入力も可能です。
手入力も、ワンクリックで選択しやすいよう工夫されています。
例えば「オートミール」と入力すれば、
市販の商品名までたくさん出てくるので、
あとはポンとタッチするだけで楽ちんです。
「あすけん」のメリット

「あすけん」アプリの最大の特徴は、AI栄養士による親身なアドバイスです。
記録した食事内容に対して、まるでパーソナルトレーナーのように、
助言をしてくれます。
また、自身の食事を点数評価してくれるので、
ゲーム感覚で楽しむこともできます。
「カロミル」のメリット

「カロミル」の強みは、栄養素の表示項目が圧倒的に豊富なことです。
カロリーやたんぱく質・食塩相当量はもちろんのこと、
ビタミン・ミネラルなど、非常に多くの栄養素をグラフで詳細に確認できます。
減塩生活において特に注目したいのが、「カリウム」の量も把握できる点です。
また、個人的には、「カロミル」の写真入力は、
より正確に読み込んでくれることが多いように感じます。
自分の食べたものを、しっかり分析したい方に使いやすいアプリだと感じます。
【重要】記録は「完璧」ではない
ここまでアプリの素晴らしい機能を紹介してきましたが、
とても大切な注意点があります。
それは、「アプリの記録と、実際に食べたものの数値には、必ず誤差が生じる」ということです。
AIによる写真解析は、料理の見た目からメニューを推定していますが、
あなたが使った醤油の量や、隠し味に入れたコンソメの量までは正確にわかりません。
実際に食べた量と、AIが解析した量にも大きな差があるかもしれません。
あくまでも、食事記録アプリでわかることは、
自分の食生活の「おおよその傾向を掴む」ことです。
記録はあくまで、あなたの食生活をより良くするための「ツール(道具)」。
ツールに振り回されてしまい、
ストレスが溜まるのはよくありません。
まとめ
今回は、減塩生活をサポートする食事記録アプリ「あすけん」と「カロミル」をご紹介しました。
- AI栄養士の励ましやアドバイスで、楽しく続けたいなら「あすけん」
- 詳細なデータを自分で分析し、科学的に管理したいなら「カロミル」
食事記録をしてみたいな、
そんな気持ちをお持ちなら、
ご自身に合うものを使ってみると、また新たな気づきがあるかもしれません。
よりよい減塩生活を続けるためのツールを使ってみましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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