気づけば、街路樹も少しずつ色づき始め、食欲の秋がやってきました。
スーパーの店頭にも、
秋の味覚がずらりと並び、思わず手に取ってしまいます。
秋といえば何を浮かべますか?
さんま・柿・ぶどう・さつまいも・栗・新米・・・など
考えるだけでわくわくしてしまいます。
今回は、秋の代表的な食材のうち、
手軽に購入できる「きのこ・さつまいも・かぼちゃ」を
減塩生活に活かす方法を考えてみたいと思います。
旬の食材の旨味や甘みを楽しむ

秋の味覚である「きのこ・かぼちゃ・さつまいも」、
とくにこの時期は旨味や甘みが強く感じられます。
- きのこ:イノシン酸やグアニル酸といった天然の「旨み成分」が豊富。この旨みが、料理全体の風味をアップさせ、塩分を減らしても満足感を得やすくしてくれます。
- かぼちゃ・さつまいも:自然な「甘み」の豊富です。この甘みがあるおかげで、砂糖やみりん、「塩気」への依存度を自然と下げてくれます。
「最小限の味付けで、味を楽しむことができる」
旬の食材の良さを感じることができます。
素材の「美味しさ」を活かす調理法
秋の味覚を美味しくいただく、調理法をご紹介します。
特別なことではなく、シンプルにできることばかりです。
「じっくり蒸し焼き」

なるべく低い温度でゆっくり作る「じっくり蒸し焼き」です。
・せいろ蒸し
・フライパンに少量の水を入れ弱火で蒸し加熱
・スチームオーブンで低温蒸し
ご自身が持っている調理道具で、
やりやすい方法を選択してみてください。
私はヘルシオを使って
80〜90℃で20〜30分蒸すのが好きです。

素材の甘みがより増し、
調味料を使わなくても美味しく食べることができます。
「揚げる」

衣をさっとつけて揚げ物にするのもおすすめです。
衣に使う材料は、
小麦粉・卵・冷水だけで塩は使いません。
食べる時に、
少量の塩または天つゆを使っても良いですし、
味付けなしで食べても美味しいです。
シンプルな素揚げを、熱いうちに食べるのも最高に美味しいです。
こんがり「焼く」

ほんのり焦げ目ができる程度に「焼く」のもオススメです。
特にきのこ類は、この調理方法だと旨味がより増します。
1 好きなきのこを手で裂きます
2 フライパンを火にかけ、油(バター)をひいてきのこを並べます
3 弱火で5分程度そのまま焼き、ひっくり返します
4 また5分弱火で加熱、最後は中火〜強火にして少し焦げ目をつけます
味付けには、少量の塩やしょうゆ、
またはかぼすなどの果汁を絞っても美味しいです。
まとめ
今回は、秋の味覚を減塩生活に活かす方法を記載しました。
「じっくり蒸す」「揚げる」「こんがり焼く」
どれもシンプルな作業ですが、
素材の良さを一番引き立ててくれると思います。
ぜひ、まず「塩なし」で食べてみて、
どうしても調味料が必要なら足す。
減塩生活にはそのくらいがいい塩梅です。
秋に限らず、どの季節にも「旬」を味わうことは幸せなことですね。
気温が高くなり、秋を感じられる期間が少なくなっています。
食欲の秋を楽しみたいです◎




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