【減塩・外食】定食を罪悪感なく食べる方法

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コラム

「減塩のためには、外食は定食がおすすめ」

そのような言葉をよく見かけませんか?

本当に定食は減塩をしている方に良いのかを、

今回は考えていきたいと思います。

なぜ定食が良いと言われるのか?

インターネットで検索すると、

減塩をしている方におすすめな外食として

「定食」という言葉がよく出てきます。

その理由は大きく次の3つです。

✓ 野菜やたんぱく質源などのバランスが良い

✓ ソースやたれなどを自分で調整できる場合が多い

✓ 漬物や汁ものは、不要なぶんだけ残すということがしやすい

確かにそうかもしれません。

ですが、私はそう簡単な話ではないと感じています。

実際の定食メニュー

やよい軒公式サイトより引用

*1食あたりの栄養成分表示

エネルギーたんぱく質脂質炭水化物塩分
717kcal26.2g37.1g72.9g5.0g
やよい軒公式サイトを参照

実際に、やよい軒の「しょうが焼き定食」を考えてみます。

メニュー

・ごはん

・しょうが焼き

・小鉢

・漬物

・みそ汁

小鉢の冷奴にはしょうゆはかかっていません。

食べる前にしょうゆをかければ、

その分塩分は増します。

漬物とみそ汁

やよい軒の公式サイトによると、

みそ汁1杯の塩分は約1.9gです。

漬物の塩分は記載がないのでわかりませんが、

「外食・コンビニ・惣菜のカロリーガイド」によると、

漬物盛合せ30gで塩分0.9gです。

お店や、そのときの盛り付け方によっても異なりますが、

おおむね「定食のみそ汁と漬物で塩分約3g」と考えることができます。

たった1食の、それも主役ではない2品だけで、

塩分約3gというのはビックリです。

残せばいいという問題?

「塩分が多いなら、食べなければいい」

私はこの言葉に違和感を感じます。

これだけ「サステナブル」と言われている今、

食べずに捨てるのを当たり前のように言うのは不自然です。

時代の流れに逆行しています。

「残すのはもったいない」という気持ちがあるため、

漬物とみそ汁を半分程度食べている。

という方もいらっしゃると思います。

ですが、先程紹介したように、

漬物とみそ汁を半分ずつ食べれば、

塩分は約1.5g摂取するようなものです。

そうなれば、気をつけているつもりでも、

実際に食べた塩分は意外に多くなっています。

つい食べたくなる気持ち

もう一つ、避けて通れないことがあります。

それは、「目の前にあれば、食べてしまう」ことです。

これは決して、意志が弱いからではありません。

温かいみそ汁の香り、漬物の食欲をそそる色合い。

「一口だけ、味見だけ…」

そう思って手をつけてしまえば、

気づけば半分食べているということはあるあるです。

食事中、ずっと「食べてはいけない」と自制心を働かせ続けるのは、

案外ストレスになると思います。

断る勇気が必要

私が考える定食のベストな食べ方。

それは、注文時に「みそ汁と漬物は結構です」と伝えることです。

お店の方にとってはひと手間増えるかもしれませんが、

自身の身体のため・フードロスのためと思えば、

悪いことではありません。

目の前に誘惑がなければ、

我慢する必要も、葛藤する必要もありません。

店員さんが驚くようであれば、

「塩分の制限があって・・・」と

一言足してお願いするのも良いと思います。

まとめ

今回は、定食を罪悪感なく食べる方法を紹介しました。

定食の定番である「漬物・みそ汁」は、

両方食べると塩分が約3gになります。

この漬物とみそ汁をオーダーするときに断ること。

それが私が考える定食を食べるときの最善の方法です。

もちろん、注文の仕方は人それぞれです。

正解があるわけではありません。

その日のご自身の食べたいものなどを考慮して、

ぜひ外食での定食選びを考えるきっかけにしてみてください。

yuu

8歳の息子、1歳の娘、夫と4人暮らし。
胃の疾患があり、減塩を意識した食生活をしています!
介護福祉士・管理栄養士資格を持ち、介護施設で勤務中。
日々バタバタと生活していますが、子どもたちと遊ぶことが楽しいです♪子育てや日々感じたことを発信しています。

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手間ひまかけず減塩生活。〜子どもと一緒に育つ日々〜

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