意外と大変だった・・・子供のひじ骨折後のリハビリ生活

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子育て

骨折後のギプス生活も終わり・・・

ほっとするのもつかの間。

今度はリハビリが開始されます!

ギプスを外してひじを曲げ伸ばししてみると、

反対の腕と比べて明らかに動く範囲が狭くなっている・・・💦

これからどんなリハビリ生活になるんだろう。

そんな不安をお持ちではありませんか?

今回は、息子の肘骨折後のリハビリ生活を紹介します。

リハビリの内容や期間など不安に感じている方の参考になれば幸いです。

こちらの記事では、子供が片手でできる遊びについて

書いてあります!合わせてご覧ください!

治療のすすめ方

「ギプス取ったから右腕を曲げ伸ばししてみて」

お医者さんからそう言われ、曲げ伸ばしをする息子。

「うーん、思ったよりは動くね!」

「今日からさっそくリハビリをして帰ろうか!」

そうしてリハビリ生活が始まりました。

病院へ行く頻度

どれくらいの頻度で来ると良いのか聞いたところ、

毎日でもいいからなるべく多く病院でリハビリをしたほうがいい!とのこと。

ギプスを外したのはちょうど春休みの期間だったため、

平日はほぼ毎日病院へ通うようになりました。

春休みが終わり、学校生活がスタートしたあとは

授業が6時間の日以外(週に3回)通うようになりました。

*リハビリの先生によると、とくに小児の場合は短期で集中して

病院に通いリハビリするほうが治りが良いということでした!

リハビリの内容

毎回行った際に行うリハビリの内容は同じものでした。

次の流れですすみました!

①  腕を温める

②  理学療法士による可動域の測定

③  理学療法士による腕の曲げ伸ばし

④  最後に可動域の再度測定

①  腕を温める

きゅあねっとより引用

このような温浴機器に腕を10分つけて肘部分を温めます。

ジャグジーのようにブクブクとなるので、

とても気持ちが良いと聞きました!

②  理学療法士による可動域の測定

   

ベッドに座り、骨折した方の肘を伸ばし・曲げします。

どれくらいの角度伸ばせているか・曲げているか角度を測定します。

楽天より引用

③  理学療法士による腕の曲げ伸ばし

ベッドに横になり、理学療法士が腕を曲げたり伸ばしたり

ストレッチを行います。

腕の緊張を取りながら徐々に力を加えて伸ばし・曲げ、

としていきます。

おおよそ20分やってもらいます。

痛いので最初のうちは涙が出ていました💦

④  最後に可動域の再度測定

最後に、②でも行ったように再度可動域の角度を測定します。

やはりリハビリの甲斐あって

開始前に比べて伸ばし・曲げ両方ともよく

できるようになっています。

だいたい一回のリハビリでかかる時間は30分でした。

リハビリに通院した期間

順調にリハビリがすすみ、

3週間が経ったころ。

「だいぶ伸ばす・曲げるとも反対の腕に近づいてきてるから

あと1週間くらいで終われそうですね✨」

理学療法士の言葉に安堵する私!

やっと終わる・・・!

と思ったのですがそこからまた試練がありました💦

それから1週間経ってみても、なかなか思うように曲がらない右腕・・・

あともう少しなのに、

そこから曲がることが困難な状態になってきました。

リハビリをして、理学療法士の先生が曲げれば

しっかり曲がるものの、

自力ではあまり曲がらない腕。

「あと1週間で終われそう」と言われてから

2週間経っても改善が微々たるもの。

その後暦の関係で連休に入り、6日間リハビリができないことに。

そしてさらに1週間後。

ようやくリハビリを終了することができました。

我が家の場合はギプス外してから完治まで7週間です。

もちろん個人差が大きいことですが、

想像以上に長引きました💦

リハビリにかかった費用

週に3回、多いときは週に5回通ったリハビリ。

住んでいる自治体の子供医療費助成を受けることで、

すべて無料で通うことができました。

診察は1回500円の支払いが必要でしたが、

リハビリは無料でした。

ただ、住んでいる自治体によって異なると思いますので

ご確認をお願いします✨

自宅で行ったこと

理学療法士の先生のアドバイスを受けて、

自宅で行ったことが2つあります。

①  腕の曲げ伸ばし

②  うつ伏せの姿勢になり、腕に体重をかける

お風呂後に、私が息子の腕を持ち曲げたり伸ばしたり・・・

ちょびっと痛いというところまで伸ばして曲げてを5回程度繰り返しました。

その後に、うつ伏せになり2〜3分体重をしっかり乗せてもらいました。

日常生活で制限のあったこと

リハビリを開始してから、日常生活は

徐々に元に戻して大丈夫ですと言われました。

ですが、体育の授業にはやってはいけないことがありました。

次の2つです。

①  手でぶらさがる動作

②  両手をバッと地面につける動作

①  手でぶらさがる動作

具体的には、鉄棒・うんてい・登り棒です。

②  両手をバッと地面につける動作

具体的には、側転・倒立・跳び箱などです。

体育でマット運動をちょうどしていたのですが、

ふつうに前転や後転をするのは○

側転は✕ということで、

担任の先生に説明をして協力をしていただきました。

  

*ちなみに、息子はプールに通っていたのですが、

リハビリを開始してすぐにプールは通ってOK!

プールでしっかり腕を動かしたほうが良い!とのことでした✨

リハビリ生活で大変だったこと

ギプスからリハビリへの生活にチェンジし、大変だなと

私が感じたことを4つご紹介します!

次の4つです。

①  通院の多さ

②  待ち時間

③  宿題が後回しになり、生活リズムが崩れる

④  友達と遊ぶ時間が取れなくなった

通院の多さ

ギプス生活のときは、週に1回の診察で済んでいました。

リハビリになると、毎日でも通ったほうがいい!!ということで

通院が大変でした💦

私の場合は、骨折した際に生後3ヶ月の乳児がいる状態でした。

乳児を連れて週に3〜5回通院するのは体力・精神的にも疲れました💦

働いているお母さん・お父さんであれば、

仕事を早退してリハビリに通う必要もでてくると思います。

周りの協力がないと、けっこう厳しいですね💦

待ち時間

整形外科のリハビリは、おじいちゃんやおばんちゃんが

たくさん通院されています。

病院はいつも賑わっている状態でした。

私が通院した病院は事前予約などなかったので、

30分〜1時間待つことが普通でした。

子供はじっとして待っていないので、

時間つぶしになるものもカバンに入れておくようにしました!

宿題が後回しになり、生活リズムが崩れる

骨折する前までは、学校から帰宅後すぐに宿題をする

という週間を身につけていました。

リハビリ後に宿題をすることになり

リズムが崩れると、

息子もだらだらしがちに。。。

通院で時間が取られることもあり、

こちらがイライラしてしまうことが増えました💦

友達と遊ぶ時間が取れなくなった

これは、私ではなく息子にとって

悲しかったことです。

学校から帰宅すると友達と公園で遊ぶことが

楽しみだったのですが、

リハビリ生活になりそれができなくなりました。

誘ってもらってもずっと断ることは

息子も寂しかったようです。

その分、リハビリを終えてからは

公園に行くことが本当に楽しそうでした!

リハビリの成果

約7週間続いたリハビリ生活。

日常生活には何の差し支えもなく、本人もいたって元気!

ギプスを取ったあとに比べ本当によく動くようになりました!

リハビリ生活、大変でしたが

親子でともに頑張ってよかったです!

今後、大きくなるにつれ肘の動きに違和感を感じれば

また病院へ行ってみようと思います。

元気でいてくれることが本当にありがたい、

自分も身体を大事にしなきゃいけないなと

骨折・リハビリ生活を通して感じました。