【検証】 コオロギパウダーはプロテインの代わりになるのか?

※プロモーションが含まれます


暮らし

最近、よく耳にするようになった食用コオロギ。

賛否両論ある食用コオロギですが、

高たんぱく質で身体に良いという話もよく話題になりますよね。

食用コオロギでも、コオロギパウダーであれば

お菓子に使われていたりしており

あまり抵抗なく食べることができます。

今回は、コオロギパウダーがプロテインの代わりとして使えるのか?

そんな疑問を検証していきたいと思います!

結論!代わりになるのか・・・

結論から申しますと、

プロテインとして使うのは

「 非常に難しい 」ということです。

その理由について、4つのことから

考えていきたいと思います。

ただし、コオロギパウダーの方がプロテインよりも合う方も

いらっしゃいますので、そのへんの理由も合わせてご覧になってください!

栄養バランスでの比較

まずは、コオロギパウダーとプロテインの栄養バランスについて

比較をします。

*プロテインにはたくさんの種類があります。

今回比較として選んだのは、Amazonで一番口コミの多い

「 エクスプロージョン ホエイプロテイン 」という商品です。

製品 30g あたり

コオロギパウダーホエイプロテイン
エネルギー144kcal116kcal
たんぱく質20.4g21.0g
脂質5.9g1.9g
(オメガ3)26.3mg
(オメガ6)1408.8mg
炭水化物2.4g4.4g
(糖質)0.14g
(食物繊維)2.2g
食塩0.1g0.2g
カルシウム35mg
鉄分1.5mg
ビタミンB20.59mg
ビタミンB128.70mg
lab-brains参照

エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩量の比較でみれば、

コオロギパウダーとホエイプロテインに大きな差はみられません。

ホエイプロテインには記載がありませんでしたが、コオロギパウダーには

カルシウムや鉄分などのミネラルも摂れるのはメリットです✨

ビタミン・ミネラルも同時に摂れるという意味で

栄養バランスでの比較はコオロギパウダーのほうが優れているといえそうです!

味で比較!

栄養バランスの次に、味での比較をしてみます。

コオロギパウダーってどんな味?

コオロギパウダーを使用したことがない方は、

どんな味か想像できませんよね。

コオロギパウダーの口コミをみてみます。

海老の殻と鰹節を乾煎りした様な香りがします。これで健康を維持できるなら嬉しいです。

amazonより

味や香りは炙った海老または甲殻類に近く砂や土のような食感があります。
万能調味料としてあらゆる食べ物に振りかけて摂取できることは好評価ですが、一方でダマになりやすく冷たいものにはあまり適していません。

amazonより

私もコオロギパウダーを使用したことがありますが、

味や風味はエビの香ばしさに似ています。

エビの香ばしさが苦手という方は少ないかもしれません。

ですが

どのコオロギパウダーも同じような味で、バリエーションがないのが

デメリットです。

*エビ・カニなど甲殻類アレルギーのある方は、コオロギパウダーは

アレルギーを起こす恐れがあります。食べないようにしてください。

プロテインにはどんな味がある?

プロテインは現在本当にたくさんの種類があり、

どれを購入してよいのか迷うことが多いです。

amazonで簡単に検索するだけでも、

プレーン味・ストロベリー味・チョコ味・ココア味・バナナ味など

見つけることができます。

口コミには、

抹茶とチョコレートは間違いないです。美味しい!

amazonより

ヨーグルトとバナナが良かった。美味しかったからオヤツになりました。

amazonより

口コミにも、良いレビューがたくさんあります。

甘い味が好きであればチョコレート味やココア味をおやつ感覚で使えるのもメリットです。

甘さが苦手な方はプレーン味やヨーグルト味ですっきり飲むこともできます。

味での比較はプロテインが優れているようです。

使いやすさで比較

続いて、使いやすさで比較を行ってみます。

コオロギパウダーって使いやすいの?

コオロギパウダーって使いやすいのかどうか、よくわからない!

そう思う方も多いかと思います。

どんな用途で使えるものなのでしょうか?

結論、料理をする際にどんなときでも使うことができます!!

コオロギパウダーを使用したレシピはこちらを参照にしてください✨

こちらのレシピには、ちらし寿司やサラダ、肉じゃがなどにもコオロギパウダーが

使用されています。

コオロギパウダーはエビのような香ばしさなので、あまり料理の邪魔をしません。

なので、ちょっとした風味付けくらいの感覚で使うことができます。

・  合わせ調味料に加えて料理に使う。

・  ハンバーグなどの肉だねに加える。

・  炒めものなどの最後の仕上げにパラパラと振る。

などの使用方法があります。

「 ごまを振る 」くらいの感じで手軽に使うと良いです。

プロテインの使い勝手は?

プロテインは粉末状で水に溶けやすいのが特徴です。

なのでさまざまな用途で使用することが可能です。

クックパッドでプロテインを使用したレシピを検索すると

300を超える結果が表示されます。

・  蒸しパン

・  クッキー

・  パンケーキ

など、料理に使えます。

ただ、ダマになりやすいのでそこだけは注意が必要です!

クックパッドでプロテインのレシピを知りたいならこちらをクリック

使いやすさはどちらも優れているといえそうです!

値段で比較

次に、値段で比較をしてみたいと思います。

Amazonでコオロギパウダーとプロテインの価格を総合的に把握し、

1kgあたりでの値段を比較します。

コオロギパウダープロテイン
5000円 〜 19000円2900円 〜 5000円

値段では大きな差が出ました。

コオロギパウダーは安くても1kg5000円ほどします。

安いのは海外産です。

1kgあたり10000円を超えるものが多くあり、

ほとんどは100gでの販売です。

それと比べプロテインは1kgで5000円以内で

購入できるものばかり。

コスパがいいのはプロテイン!ということになります。

コオロギパウダーがオススメなのはこんな人

①  環境問題に関心があり、環境負荷を減らしたいと考えている。

②  環境汚染に配慮しながら栄養バランスよく摂取したい。

③  これからの未来を考え昆虫食の可能性を考えていきたい。

なんといっても、コオロギパウダーのメリットは環境負荷が少ないことです。

牛肉と比較し、

飼料 : 12分の1

必要な水  : 52分の1

排出する温室効果ガス :  1780分の1

で済むと考えられています。

一人でもたくさんの人がたんぱく質源を牛肉→コオロギに置き換える日を増やすことで

環境負荷が少なくなります。

コオロギパウダーなど昆虫食について詳しく知りたい方は

TAKEOホームページへどうぞ。

プロテインがオススメなのはこんな人

①  手軽にプロテインでドリンクを作り摂取したい。

②  値段を抑えてたんぱく質摂取をしたい。

③  昆虫食は抵抗があって摂りたくない。

プロテインはたくさんの種類があり、自分に合ったものを見つければ

水や牛乳に溶かすだけで簡単に摂取できます。

その手軽さがメリットです。

そしてコオロギパウダーよりも値段が手頃です。

まとめ

今話題のコオロギパウダー。高たんぱく質で、ミネラルなども

一緒に摂取できるのが魅力です。

今回は、そのコオロギパウダーがプロテインのように使えるのか

比較検討を行いました。

結果、手軽に購入 ・ 摂取できるのは

プロテインだという結論に至ります。

ただし、未来食ともいわれている昆虫食は

今後さまざまな商品が展開されることが予想されます。

今後の展開を期待、また良い商品がありましたら

紹介したいと思います。