「なんでそんなにバスに夢中なんだろう」
「うちの子、他に興味も持たずに大丈夫なんだろうか」
と心配に思う方もいると思います。
この記事では、バスが好き!という興味を生かして、
子供を伸ばすきっかけづくりを紹介しています。
バス好きなお子様をお持ちの方の
参考になると幸いです。
こちらの記事では、バス好きなお子さんが喜ぶこと間違いなし!
バスグッズを紹介しています🙂併せてご覧ください♫
バス好きな子供が伸ばせる能力
この記事では、主に乳児期 〜 幼児期のお子様を対象に考えています。
伸ばせる能力は以下の通りです。
① 時間の理解が早い
② 時計が早く読めるようになる
③ 車内のマナーが身につく
④ ひらがなや漢字に興味を持ち覚えることができる
⑤ 未来について考えることができる
時間の理解が早い
バスを見るのが好きな子、乗るのが好きな子、どちらのお子様にも取り組んでもらいたいこと。
それは「 時刻表を一緒にみる 」 ということです。
最初は全く意味のわからない時刻表ですが、
親子で一緒に見て、次は○時○分にバスが来るね!ということを話します。
このやり取りを繰り返すことで、今は○時○分なんだ。
あと○分待つんだ。ということが理解できるようになってきます!
時間について理解できるようになると、次の2つのメリットがあります。
13時から24時までの時間がわかるようになる
お昼の1時はお昼寝の時間♫
3時はおやつの時間♫
このように、お昼から1時や3時ということはわかっても、
13時が何時なのか
20時が何時なのか、
幼児期のお子様はなかなか理解が難しいと思います。
そこで役に立つのが「時刻表」です。
バスの時刻表は13時などと表記されています。
バスの時間を調べる中で、
「次は15時だから3時にバスが来るね」
などと声掛けをしていくことで、
19時 = 夜7時
ということが理解できます。
子供に教えることなく自然に身につくので親もラクです!
時間に間に合うように自ら行動することができる
バスに乗ることが好きなお子様に取り組みやすいことです。
子供と、○時○分のバスに乗ろうね!
と約束をすることがあるかと思います。
その時に、もう○時だよ!急いで!
などと急かさないようにしてほしいと思います。
最初は失敗することもあるかと思いますが、
そのうちバスに乗り遅れないように準備をすることができるようになってきます。
保育園や幼稚園の準備はなかなか進まないお子様でも、
自分の好きなことになら素早く行動ができます。
早く行動ができたら、
しっかりと褒めてあげたいですね!
時計が早く読めるようになる
先程の時間の理解と同時に、時計を読むことも
取り組み次第でできるようになります!
ポイントは、子供でも読める時計を使うことです。
この時計の良いところは、分刻みで数字が書いてあること。
○時○分なのかが、お子様でもしっかりと理解できます。
バスの時間を確認する際に、
時計を見ながら
「今は○時○分だね!赤い針が○分になったらバスが来るね!」
などと、時計を見ながらお子様に声掛けをします。
青い短針が今何時なのかもこの時計だとわかりやすいので、
時計を早く読むことができるようになります。
時計の読み方を習うのは小学1年生です。
我が家の場合ですが、
バス好きなおかげで時計を読むことが4〜5歳でできていたので、
小学校でもスムーズに習うことができていました。
車内のマナーが身につく
2〜3歳くらいまでは、車内で大きな声を出したり
椅子の上に立ち上がろうとしたり、
マナーについて悩むことがあります。
身につくまでは繰り返し伝えていくしかありません。
初めのうちは、なるべく人の少ない時間帯に乗るようにして、
大事なことを何度も伝えていきたいですね。
車内で大きな声を出さない
まず、バス好きなお子様が身につけやすいことは
車内で大きな声を出さないということです。
バスに一緒に乗ったときに、興奮して大きな声を出したり
奇声を挙げたり・・・親としてはハラハラしてしまいます。
その時には、ぜひ冷静に
「小さい声でお話しようね」
「アリさんの声だよ」
などと繰り返し伝えていきます。
根気はいりますが、だんだんと身につきます。
椅子の上に乗らない
電車と違いバスでは、座席の低いところと高いところがあります。
高いところだと、座ると窓から外が見えます。
なるべくそのような席に座るのがポイントです。
椅子=立つところではない
ということを伝えます。
小さい子は椅子に靴を脱いで立ってもいい
という暗黙の了解がありますが、
本来椅子の上に立つことは危険でもあるので
なるべく椅子には立たせないほうが良いです。
ひらがなや漢字に興味を持ち覚える
バスが好きな子は、
バス停の名前やバスの行き先もどんどん覚えようとします。
バスの車内で、バスの行き先が表示され
アナウンスされるのを
子供は良く見て聴いています。
それだけでも、自然と字が読めるようになってきます。
また、4歳を過ぎると「これって何て書いてある?」
と聞いてくるようになります。
「〇〇だよ」と答えていると
自然と漢字でも読めるようになります。
未来について考えることができる
バスが好きなお子様は、
将来バスの運転手になりたい!
と思う人も多いはず。
ただ、親としては
バスの運転手将来はどうなんだろう・・・
と思ってしまうのも現実です。
バスに限らず、自動車産業の進展は凄まじいものです。
「バス好き」を生かしてぜひ今の自動車業界の
現状や未来について話をすると良いと思います。
例えば、
・ 海外ではガソリンを排出する自動車が受け入れられなくなっていること。
・ アメリカや中国では無人タクシーなどがすでに走っていて
産業が成り立っていること。
今後はバスの運転も無人で運行される日が来るかもしれません。
それは避けようのない現実です。
今のうちからそのような現実を親子で話をすると良いと思います。
興味のあることなら、子どもたちも
真剣に考えることができます。
まとめ
バス好きな子が伸ばせることをお伝えしました。
好きなことは興味を持ち取り組めることが多いと思います。
そして身についたことは、その後の
学童期に壁にぶつかることが減ると思います。
今回紹介したことが、
少しでもお役にたつと幸いです。
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